オフィス家具と一般的な家具の違いとは・・・

実はかなり前の記事で少しだけ触れた事があるのですが、オフィス家具と一般家庭向け家具や通販商品の基本的な違いについては細かく言うといくつかありますが、一番の大きい違いは、耐久性と言えるでしょう。他にもいくつか違いがあるのでこれを機に知っていただけたらと思います。

目次

はじめに

そもそも一般家庭向き商品、簡単に言うと家で使う家具(ここでは机と椅子に重点を置きます)は、仕事のある日に使うとして多めに見積もっても3~4時間。休日でもその倍くらいではないでしょうか。

オフィス家具は仕事出勤の日、事務作業だけで6時間程が平均でしょうか。しかも家の中では比較的「立つ・座る」という動作は回数が少ないですが、オフィスとなると資料を渡しに行く、取りに行く・印刷をする・お手洗いに行く等など立つ・座る動作が多いと思います。車の出発と停止でエンジンに負荷がかかるように、椅子にも立ち上がる・座るという動作の度に負荷はかかっています。

こうした面を踏まえても、まず使う場面や状況が違うということを前提に

“オフィスで使う家具”

について考えなければなりません。

①耐久性・転用性

1つ目はなんと言っても耐久性に優れていることです。
何度も記載していますがそれくらい差が出てきてしまうものなのです。
オフィス家具はJOIFAの規格では8~10年の使用で買い替えが推奨されています。
なので耐久年数もそれとほぼ同等と見ていいでしょう。
それに対して一般家庭用家具や通販の商品は、長い期間の耐久や瞬間的な衝撃に耐えうる造りではありません。

②価格差

・2つ目は価格差です。オフィス家具は高価、一般家具・通販家具は安価というのはまちがってはいません。当店にも「とにかく安いもの」志向のお客様は多いです。その背景にはオフィス家具等の備品は最低限度の必要予算しか割くことができない企業様が多いことが挙げられます。
もちろん一般家庭向き家具や通販商品でも良品はございますが、やはり低コストのものを購入したいのが現状ですよね。

では長い目で考えたときにはどうでしょうか?
初期費用にかかるコストと後々に買い換えせざるを得ないコストを天秤にかけてみましょう。

条件は平日毎日8時間オフィスでの事務作業に使用するとします。
まず一般的な家具の場合、

耐久性の平均は

③販売されているものが最新ではない

・3つ目は売っているものが最新のものではないという点です。これがデメリットかどうかは人によるかもしれませんが、オフィス家具も日々開発が行われ、商品の入れ替わりも激しい物となっています。最新=良いという概念は絶対的ではないものの新しいものにこだわりのある方にはお薦めはできません。寸法自体が著しく変わることはないですが、新サイズや伸縮自在のもの、中身の充実さや使いやすさなど細かい点、機能面で進化を遂げています。